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2012年3月2日金曜日

在庫を抱えすぎることによる弊害


在庫を抱えすぎると、店の経営に様々な問題が発生する。
第一に、在庫スペースの維持に費用がかかることだ。倉庫が大きければ大きいほど、地代や固定資産税がかさみ、経営を圧迫する。
第二に、需要の変化に対応するのが難しくなる。古い製品が在庫スペースを占領していると、新商品を仕入れることができなくなる。結果として、新商品を販売する機会を逃してしまう。
第三に、現金や預金が少なくなることで、資金繰りを悪化させる。仕入れに大量の資金を費やしたばかりに、取引先への支払いや借金の返済が遅れてしまうことがあり、黒字倒産になりかねない。
これらを踏まえて、適切な量の商品を仕入れることが在庫管理の基礎といえる。では、具体的にはどのように仕入れたらよいのだろうか。それについては次回。

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