ページ

2012年2月27日月曜日

在庫管理を学ぼうと思った理由

僕がどんな人間か知っている人には「何を無茶なことを考えているんだ」と思われるかもしれないが、ゆくゆくは、自分でソフトハウスを立ち上げたいと考えてる。
そのために今できることの一つは、業務知識を学ぶこと。日商簿記3級を取得したのも、その一環。
簿記の勉強をしてみて感じたことがある。それは、会計に関する知識だけでは、他社のソフトウェアに対抗できるようなものを作れないということ。
会計処理の多くの部分は、会計法や簿記のルールに基づいて行われている。どの会社も似たような処理を行なっているので、IT化にあたってはパッケージソフトの導入がベターなんだ。となると、会計ソフトの開発で「他社との差別化」をするのはかなり難しいと思うんだよね。
会計知識と組み合わせることで、システム開発に役立つ知識は何だろうか。そう考えた時に頭に浮かんだのが「在庫管理」だった。
在庫管理に関しては法が整備されているわけではないので、会社ごとに独自のプロセスがあると考えられる。つまり、パッケージソフトでは手の届かないようなところを解決できるようなシステムを提案するチャンスがあると思うんだ。
さらに、在庫管理と会計処理を一括して行うことができるシステムを構築できれば、顧客の事務処理にかける時間をかなり削減できる。在庫情報をモバイル端末でリアルタイムに参照できるようにすれば、顧客の営業活動にも良い影響を与えられる。取引先の企業にもシステムを導入できれば、EDIの実現により、顧客の受発注処理をより効率化できる。
在庫管理に関する知識の他にも、学ぶべきことはたくさんある。まずは、今の自分にできるところから手をつけて、一歩ずつ着実に目標に向かって進んでいこう。

0 件のコメント:

コメントを投稿